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沈まぬ太陽 [book]

517970BD5GL._SX331_BO1,204,203,200_.jpg<山崎 豊子>


アフリカ篇、御巣鷹山篇、会長室篇と全5巻にわたる大作は、国民航空=JALの問題点をついた話。

どこまでが事実なのか微妙ではあるが、かなりの部分はそうなのだろうと想像できる。

この十数年後会社は破綻する訳で、小説後発表後もその体質はかえられなかったということなのだろう。

国策航空会社として国家や政治家と絡んだことで普通の会社でありえなかったことがこの会社の不幸であるが、またそこで利益を得た人も多くいたということだ。

内容は衝撃的だし、その情報量もとんでもなく、小説としても当然面白いがこれだけのものを書く小説家の凄みを感じた。

個人的にはこの小説を先に読んでいたら、破綻時に株主であるような失敗はなかったかもなあと後悔が残る・・

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教養としての社会保障 [book]

05161611_591aa6378404d.jpg<香取 照幸>


厚生労働省の元局長による社会保障制度の解説本。

医療、介護、年金、子育て、雇用・・とその範囲も広く、そこで動くお金は100兆を超えるということで、とても複雑な世界だが良く整理されてわかりやすい。

ミクロ(個人)とマクロ(国家)でみた風景の違いの解説が面白く、これがポイントのように思う。

また、これから20年間の「少子化に対応するための戦略」と、その後20年間の「少子化を克服するための戦略」は別物であるとの指摘も納得できる。

格差防止のためには規制緩和ではなくルールが大切だというところは、いかにも行政の発想であり違和感がある部分だ。

長い間をかけてそのシステムが複雑になり過ぎている点と、対策というとすぐ助成金、支援金みたいなものになりがちなところが問題と感じた。

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リベラルという病 [book]

610729_l.jpg<山口真由>


アメリカの最高裁判事が終身制とは驚いた。

また、共和党、民主党の政権との関係もとてつもなくリンクしているとは。

リベラルとコンサバ、アメリカでの対立軸はある程度はっきりしているようだが、日本となるともうよくわからない。

何度か出てくる民主党(米)の民進党化というディスり方が一番納得できる所だった。

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戦争と平和 [book]

610731_l.jpg百田尚樹


「日本人は戦争に向いていない民族であった」

ゼロ戦とグラマンの設計思想の違いや、戦い方などからたどり着いた百田氏の結論であるが、至極納得できる。

本来の目的が見えず、所属する組織や特定個人の矮小な利益やプライドのようなものに引きずられる姿は、本書にもあるが今の日本の官僚組織や企業もそのまま変わっていないようだ。

書いてあることは決して戦争賛美ではないし、百田氏も決してそういう思想はない。

第三章「護憲派に告ぐ」では、何故改憲が必要かを、論理的に説明している。

最近いろいろ叩かれることも多い百田氏であるが、本書を読めば氏のスタンスが理解できると思う。

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「惡問」のすゝめ: 「猫組」有名講師陣による禁断のドリル [book]

ダウンロード.jpg<猫組長,沖田 臥竜,柴田 大輔 >


副題~ヤクザ・暴走族の知られざる実態~のとおり、やくざや暴走族の過去から現在までの裏話を現在は足を洗った人達が語る。

当たり前だが、時代の流れというか変わってきているのだなというのがよくわかる。

特に大きいのは、暴対法だ。

元々アウトローな世界なので法律など関係あるのかという気もするが、法律によりすぐ逮捕できるという国家権力は強い。

また、今の若い連中は携帯・スマホの為によく働くようになっているというのも面白い見立てだ。

やくざの世界にはそれなりのルールがあり、バックに暴力があるにしてもそれだけではないという感じがするのに対し、関東連合等の暴走族にはなにか狂気しか感じられない気がした。

今はカタギであるという3人だが、その淡々とした語りに凄みを感じさせる。


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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか [book]

512wYzjGnzL._AC_UL160_.jpg<福岡 伸一>


面白い!


福岡さん生物学者なのに本当に文章が上手い。


年を取るとなぜ1年が過ぎのを早く感じるのか・

ES細胞とは、IPS細胞とは・・など、独自の解説で分かりやすく説明してくれる。


生命の不思議を驚きながら楽しく読める。


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あの会社はこうして潰れた [book]

ダウンロード.jpg<藤森徹>


帝国データバンク情報部長による、倒産劇の舞台裏である。

延々と続く倒産の話を読んでいると気が滅入りそうで、最初の何社かの話で止めようかと思ったが、

続けて読んでいるといろいろいろと興味がでて最後まで読んだ。


当然いろいろな原因があるのだが、「東日本大震災」と「リーマンショック」というワードはあちこちで見られ、この二つの事象のインパクトはやはり大きかったと再認識させられる。

もうひとつは、ここ数十年の世の中の変化の大きさか。

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忍びの国 [book]

ダウンロード.jpg<和田 竜>


相変わらず上手い。

お金に汚く自分たちの事しか考えないようない忍者が、妙にかっこいい。

また、敵対する武士たちの潔さも。

しっかりと史実を交えながら進むストーリーになにか安心感を感じるが、巻末の主要参考文献を見てなるほどと。

歴史小説は大変だ・・・

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小太郎の左腕 [book]

09408642.jpg<和田竜>


敵対する二人の武将に、とても戦には向かない優しい性格だが天才的な銃の腕を持つ小太郎が絡んでいく。

二人の武将の何とも言えない美意識が、血みどろの戦いを違う世界に見せる。

死ぬことをも恐れず、自分の信念に生きる武将がかっこよすぎる。

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勇敢な日本経済論 [book]

ダウンロード.jpg<高橋 洋一,ぐっちーさん>


元財務官僚の高橋氏と金融業界を渡り歩いてきた山口氏による本音のトーク本。

ネットのニュースでもそうだが、高橋氏の発言は明確で切れが良い。

日本の財政破綻については、BSも見ないといけないというのはもっともな話で、ビジネスでは当然だが、どうもお役所はそういう発想がないらしい。

国家としてどんどん資産が増えているならそれも考慮するのは当然と思う。


あちこちで民主党政権のまずさが出てくるのは、やっぱりそうだったのかと思わされる。


マスコミのニュースでは出てこない話しばかりだが、納得感は高い。

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