So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

『週刊文春』と『週刊新潮』 闘うメディアの全内幕 [book]

51rSL++-ZML._SX299_BO1,204,203,200_.jpg<花田 紀凱,‎門田 隆将>


面白い!

『週刊文春』と『週刊新潮』のOBである名物編集長と敏腕記者が古巣の週刊誌や現在のマスコミについて語る。

文春と新潮でこんなにも作り方や体制が違うとは思わなかった。

また、週刊誌と新聞の立ち位置というのも改めて認識した。

そろって言うのは昨今の新聞ジャーナリズムの堕落と、今の業界の余裕のなさ。

朝日新聞とは以前から戦ってきたようであるが、昨年の「もりかけ」を中心とした朝日の捏造報道にはさすがに呆れたというのが実感のようだ。

予算も時間もかけられない余裕のなさで深い記事など書けなくなっている状況は、他の業界でも同じくあり、日本全体の事象であると感じる。

信用できるジャーナリストが書いた業界本だ。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

縮小ニッポンの衝撃 [book]

9784062884365_w.jpg<NHKスペシャル取材班>


これは恐ろしい話だ。

日本の人口減少は避けられない事と言われているが、既に現れている事実を具体的に説明されると改めてその重大さを実感する。

税金を納める若い人がいなくなり、社会福祉を受ける老人ばかり多い社会では財政は破綻し、公共サービスは難しく、インフラの維持さえできなくなる。

限界集落の消滅は避けようがなく、集約していくしか手がない。

田舎だけでなく、東京近郊でも既に縮小・老齢化の現象が現れているとは・・

まれにIターン・Uターンで成功している自治体もあるが、それは単に縮むパイの取り合いに成功しただけであり、すべての自治体ができる可能性はゼロだ。

人口減少が問題というよりも、少子高齢化が問題なのだ。

日本の社会を維持するためには、本気で移民を考えるなど、抜本的に社会の在り方を見直す必要がある。

それも急がないと、既に間に合わない状況に見える。

団塊の世代は何とか逃げ切れるのだろうが、その子・孫の将来は暗い。

政治家は「モリカケ」とかいつまでもバカなことをやっている場合ではないし、国民も子や孫の未来を身近な問題として考えないとまずいと思わされる。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

核大国ニッポン [book]

4098253127.jpg<堤 未果>


教育は怖い。

日本人は当然原爆は絶対悪だと思っているが、アメリカでは「あの原爆で戦争を止めなければアメリカは100万人以上の死者をだした」と教えられ、必要悪なのだ。

「アメリカが日本に原爆を落としたことにより、第2次世界大戦が終了した」という1行が、他国での近代史の教育なのだ。

日本人としては納得しがたいが、戦争はそのくらい異次元の世界ということか。

湾岸戦争での劣化ウランの影響の話も、知らないことであった。

核を持ってしまった人類は、今のままでは明るい未来を描くことができない状態のようだ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

 [book]

ダウンロード.jpg東山 彰良


なんだろう、いろいろと深い。

解説にもあるが、中国語の名前や環境のため、物語に入っていくまでにちょっと時間がかかった。

台湾、中国、そして日本と複雑な歴史の関係も含めていろいろと考えさせられる。

祖父が殺され、友人はやくざに追われる。

幼馴染の毛毛の存在がどんどん大きくなる。

なるほど、青春小説だったのか。

「あのころ、女の子のために駆けずり回るのは、わたしたちの誇りだった。」 の言葉が個人的に刺さった。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

逆襲される文明 日本人へⅣ [book]

img_f5ffec6d5392bfbe0bccb72d0df8bcc6742242.jpg<塩野七生>


文芸春秋で何度か塩野さんの文章は読んだことはあったが、本としては初めて読んだ。

外から見た日本はどうも面倒くさい社会のようだ。

ヨーロッパの歴史からすると、島国日本は単純に違いなくシンプルでよいはずなのに、何事にも手間暇・時間のかかる日本の社会はもどかしくてしょうがないようだ。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

東大から刑務所へ [book]

51tuguQwQ7L._SX313_BO1,204,203,200_.jpg<堀江 貴文, 井川 意高>


ホリエモンに大王製紙元会長の井川氏がそれぞれの刑務所体験を語る。

普通の人は経験のない世界だし、二人とも特異な生き方をしてきた訳で、面白くないわけがない。

先輩(刑務所)として登場する面々も佐藤優、石井館長、鈴木宗男と超個性的だ。

誰とも話すことができないのがきついというホリエモンと、孤独でも全然平気な井川氏の性格の違いも面白い。

上級者?の石井館長に生花を差し入れされたのを流石と感動するホリエモン。

先輩諸氏を含めて、何とも前向きな強さが凄い。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

沈まぬ太陽 [book]

517970BD5GL._SX331_BO1,204,203,200_.jpg<山崎 豊子>


アフリカ篇、御巣鷹山篇、会長室篇と全5巻にわたる大作は、国民航空=JALの問題点をついた話。

どこまでが事実なのか微妙ではあるが、かなりの部分はそうなのだろうと想像できる。

この十数年後会社は破綻する訳で、小説後発表後もその体質はかえられなかったということなのだろう。

国策航空会社として国家や政治家と絡んだことで普通の会社でありえなかったことがこの会社の不幸であるが、またそこで利益を得た人も多くいたということだ。

内容は衝撃的だし、その情報量もとんでもなく、小説としても当然面白いがこれだけのものを書く小説家の凄みを感じた。

個人的にはこの小説を先に読んでいたら、破綻時に株主であるような失敗はなかったかもなあと後悔が残る・・

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

教養としての社会保障 [book]

05161611_591aa6378404d.jpg<香取 照幸>


厚生労働省の元局長による社会保障制度の解説本。

医療、介護、年金、子育て、雇用・・とその範囲も広く、そこで動くお金は100兆を超えるということで、とても複雑な世界だが良く整理されてわかりやすい。

ミクロ(個人)とマクロ(国家)でみた風景の違いの解説が面白く、これがポイントのように思う。

また、これから20年間の「少子化に対応するための戦略」と、その後20年間の「少子化を克服するための戦略」は別物であるとの指摘も納得できる。

格差防止のためには規制緩和ではなくルールが大切だというところは、いかにも行政の発想であり違和感がある部分だ。

長い間をかけてそのシステムが複雑になり過ぎている点と、対策というとすぐ助成金、支援金みたいなものになりがちなところが問題と感じた。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

リベラルという病 [book]

610729_l.jpg<山口真由>


アメリカの最高裁判事が終身制とは驚いた。

また、共和党、民主党の政権との関係もとてつもなくリンクしているとは。

リベラルとコンサバ、アメリカでの対立軸はある程度はっきりしているようだが、日本となるともうよくわからない。

何度か出てくる民主党(米)の民進党化というディスり方が一番納得できる所だった。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

戦争と平和 [book]

610731_l.jpg百田尚樹


「日本人は戦争に向いていない民族であった」

ゼロ戦とグラマンの設計思想の違いや、戦い方などからたどり着いた百田氏の結論であるが、至極納得できる。

本来の目的が見えず、所属する組織や特定個人の矮小な利益やプライドのようなものに引きずられる姿は、本書にもあるが今の日本の官僚組織や企業もそのまま変わっていないようだ。

書いてあることは決して戦争賛美ではないし、百田氏も決してそういう思想はない。

第三章「護憲派に告ぐ」では、何故改憲が必要かを、論理的に説明している。

最近いろいろ叩かれることも多い百田氏であるが、本書を読めば氏のスタンスが理解できると思う。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:
前の10件 | -