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核大国ニッポン [book]

4098253127.jpg<堤 未果>


教育は怖い。

日本人は当然原爆は絶対悪だと思っているが、アメリカでは「あの原爆で戦争を止めなければアメリカは100万人以上の死者をだした」と教えられ、必要悪なのだ。

「アメリカが日本に原爆を落としたことにより、第2次世界大戦が終了した」という1行が、他国での近代史の教育なのだ。

日本人としては納得しがたいが、戦争はそのくらい異次元の世界ということか。

湾岸戦争での劣化ウランの影響の話も、知らないことであった。

核を持ってしまった人類は、今のままでは明るい未来を描くことができない状態のようだ。

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 [book]

ダウンロード.jpg東山 彰良


なんだろう、いろいろと深い。

解説にもあるが、中国語の名前や環境のため、物語に入っていくまでにちょっと時間がかかった。

台湾、中国、そして日本と複雑な歴史の関係も含めていろいろと考えさせられる。

祖父が殺され、友人はやくざに追われる。

幼馴染の毛毛の存在がどんどん大きくなる。

なるほど、青春小説だったのか。

「あのころ、女の子のために駆けずり回るのは、わたしたちの誇りだった。」 の言葉が個人的に刺さった。

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逆襲される文明 日本人へⅣ [book]

img_f5ffec6d5392bfbe0bccb72d0df8bcc6742242.jpg<塩野七生>


文芸春秋で何度か塩野さんの文章は読んだことはあったが、本としては初めて読んだ。

外から見た日本はどうも面倒くさい社会のようだ。

ヨーロッパの歴史からすると、島国日本は単純に違いなくシンプルでよいはずなのに、何事にも手間暇・時間のかかる日本の社会はもどかしくてしょうがないようだ。

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東大から刑務所へ [book]

51tuguQwQ7L._SX313_BO1,204,203,200_.jpg<堀江 貴文, 井川 意高>


ホリエモンに大王製紙元会長の井川氏がそれぞれの刑務所体験を語る。

普通の人は経験のない世界だし、二人とも特異な生き方をしてきた訳で、面白くないわけがない。

先輩(刑務所)として登場する面々も佐藤優、石井館長、鈴木宗男と超個性的だ。

誰とも話すことができないのがきついというホリエモンと、孤独でも全然平気な井川氏の性格の違いも面白い。

上級者?の石井館長に生花を差し入れされたのを流石と感動するホリエモン。

先輩諸氏を含めて、何とも前向きな強さが凄い。

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沈まぬ太陽 [book]

517970BD5GL._SX331_BO1,204,203,200_.jpg<山崎 豊子>


アフリカ篇、御巣鷹山篇、会長室篇と全5巻にわたる大作は、国民航空=JALの問題点をついた話。

どこまでが事実なのか微妙ではあるが、かなりの部分はそうなのだろうと想像できる。

この十数年後会社は破綻する訳で、小説後発表後もその体質はかえられなかったということなのだろう。

国策航空会社として国家や政治家と絡んだことで普通の会社でありえなかったことがこの会社の不幸であるが、またそこで利益を得た人も多くいたということだ。

内容は衝撃的だし、その情報量もとんでもなく、小説としても当然面白いがこれだけのものを書く小説家の凄みを感じた。

個人的にはこの小説を先に読んでいたら、破綻時に株主であるような失敗はなかったかもなあと後悔が残る・・

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教養としての社会保障 [book]

05161611_591aa6378404d.jpg<香取 照幸>


厚生労働省の元局長による社会保障制度の解説本。

医療、介護、年金、子育て、雇用・・とその範囲も広く、そこで動くお金は100兆を超えるということで、とても複雑な世界だが良く整理されてわかりやすい。

ミクロ(個人)とマクロ(国家)でみた風景の違いの解説が面白く、これがポイントのように思う。

また、これから20年間の「少子化に対応するための戦略」と、その後20年間の「少子化を克服するための戦略」は別物であるとの指摘も納得できる。

格差防止のためには規制緩和ではなくルールが大切だというところは、いかにも行政の発想であり違和感がある部分だ。

長い間をかけてそのシステムが複雑になり過ぎている点と、対策というとすぐ助成金、支援金みたいなものになりがちなところが問題と感じた。

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リベラルという病 [book]

610729_l.jpg<山口真由>


アメリカの最高裁判事が終身制とは驚いた。

また、共和党、民主党の政権との関係もとてつもなくリンクしているとは。

リベラルとコンサバ、アメリカでの対立軸はある程度はっきりしているようだが、日本となるともうよくわからない。

何度か出てくる民主党(米)の民進党化というディスり方が一番納得できる所だった。

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戦争と平和 [book]

610731_l.jpg百田尚樹


「日本人は戦争に向いていない民族であった」

ゼロ戦とグラマンの設計思想の違いや、戦い方などからたどり着いた百田氏の結論であるが、至極納得できる。

本来の目的が見えず、所属する組織や特定個人の矮小な利益やプライドのようなものに引きずられる姿は、本書にもあるが今の日本の官僚組織や企業もそのまま変わっていないようだ。

書いてあることは決して戦争賛美ではないし、百田氏も決してそういう思想はない。

第三章「護憲派に告ぐ」では、何故改憲が必要かを、論理的に説明している。

最近いろいろ叩かれることも多い百田氏であるが、本書を読めば氏のスタンスが理解できると思う。

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「惡問」のすゝめ: 「猫組」有名講師陣による禁断のドリル [book]

ダウンロード.jpg<猫組長,沖田 臥竜,柴田 大輔 >


副題~ヤクザ・暴走族の知られざる実態~のとおり、やくざや暴走族の過去から現在までの裏話を現在は足を洗った人達が語る。

当たり前だが、時代の流れというか変わってきているのだなというのがよくわかる。

特に大きいのは、暴対法だ。

元々アウトローな世界なので法律など関係あるのかという気もするが、法律によりすぐ逮捕できるという国家権力は強い。

また、今の若い連中は携帯・スマホの為によく働くようになっているというのも面白い見立てだ。

やくざの世界にはそれなりのルールがあり、バックに暴力があるにしてもそれだけではないという感じがするのに対し、関東連合等の暴走族にはなにか狂気しか感じられない気がした。

今はカタギであるという3人だが、その淡々とした語りに凄みを感じさせる。


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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか [book]

512wYzjGnzL._AC_UL160_.jpg<福岡 伸一>


面白い!


福岡さん生物学者なのに本当に文章が上手い。


年を取るとなぜ1年が過ぎのを早く感じるのか・

ES細胞とは、IPS細胞とは・・など、独自の解説で分かりやすく説明してくれる。


生命の不思議を驚きながら楽しく読める。


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